出展者紹介 | 禾食や

こんにちは。今日は宮城県の北部に位置する美里町で「食と農」をテーマに、農業の傍ら自宅の一角でタルトやキッシュを販売している禾食やさんのご紹介です。

お店の想い

宮城県北部の田園地帯。ササニシキやひとめぼれが生まれた米どころ。
美里町・北浦の小さな集落の中にある農家が作るキッシュとタルト、ときどきイタリア惣菜のお店です。

元々、飲食業に携わっていた私達夫婦が実家の農業を継ぐことになったのは、東日本大地震の1年前。震災を機に私達が”この場所で食を創る意味”を問いかけています。生産者でもある私達が自家栽培のもの、地元の名人が育てるもの、または異国の生産者が作るものなどを使ってただ単純に自分達が食べたいものを作っています。「田舎だから」とか、「こんなもんだよ仕方ない」が最も苦手な言葉。子供たちが将来地元を離れ美味しいものにたくさん出会うそんな時、ウチの地元にも美味しいものあったな…と思い出してもらえる様なお店でありたいと思っています。

禾食や kajikiya。
『禾』は農の基本である穀物の総称。その土地で採れたもので『食』を創る。
それだけにはとどまらず、未来へとつなげまだまだ続きがあるという意味の『や』。
そんな思いを込めて禾食や Kajikiyaと名付けました。

禾食やさんとの出会いは私がまだプランナーを始めたばかりの頃。泉区の高玉町にあったアルネで開催していたイベントにぜひ禾食やさんに出ていただきたい!と思ったのが始まりです。CAFE mugiでもお世話になっており、私の高校時代の同級生でもある古川のまいにちのパン 日々さんにつないでいただきました。美里町(旧小牛田町)には祖母の家があるので、子供のころからよく通っていました。まずは禾食やさんのキッシュとタルトを食べたい!と思い、ご挨拶も兼ねてお店が開く週末に伺いました。

玄関を開けるとすぐ左手にショーケースがあり、そこで購入ができるようになっています。その時初めて奥さんの由香里さんにお会いしましたが、なんて笑顔が素敵な方なんでしょう!というのが第一印象でした。その笑顔に少し緊張していた心がほっと溶かれたのを思い出します。

禾食やさんは普段は農業を主としております。毎年、田植えの準備が始まる3月半ば頃から5月いっぱいまでは田植えの作業に集中するため、週末だけ開けているお店もお休みになります。6月頃から金土の2日間、お店が再開します。

聞くと元々しそ巻きも作っていたとのこと。元々飲食業に携わっていた齋藤さんご夫婦が、旦那様の実家である美里町で家業の農業を継ぎ、食を通して「食と農」のこれからを考え、問い、発信する、それが禾食やさんのカタチなのだと思います。

そんな禾食やさんの作るキッシュやタルトのメインとなる部分はもちろん、土台となる生地も本当に美味しく、そこには時間をかけて丁寧に作られる仕事が垣間見えます。今年の2月に北仙台の紫山のごはん会 分室にて開かれた「禾食やのテーブル」には旬の野菜をふんだんに使った数々のメニューが出来立てでテーブルに並び、心もおなかも満たされ、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。食材の素材の味を生かし、こんなにもシンプルでおいしい食事をいただけることにとても感動しました。

お店でもキッシュとタルト以外にも時々お惣菜や季節限定だと思いますが禾食やさんの畑で採れるミックスサラダなども販売しているようなので、ぜひこちらも食べていただきたいです。(本当にどれを食べても美味しい!)

現在は玄関ショップからお店の移転の準備中とのことなので、そちらも楽しみですね。オンラインショップではキッシュやタルトが購入できますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。


店舗情報

住所  宮城県遠田郡美里町北浦字道祖神16-2
TEL  0229-34-3865

この記事を書いた人

Sayuri Watanabe(プランナー)

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